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 マイ箸クラブ> マイ箸インタビュー >ネットワーク「地球村」代表・マイ箸クラブ名誉顧問 高木善之さん


マイ箸インタビュー

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名誉顧問
高木 善之
さん(ネットワーク「地球村」代表)

私がマイ箸を始めたのは22年前です。
誰の紹介でもありません。自分で気づいて始めたのです。
きっかけは交通事故(1981年)でした。ひどい事故でした。意識不明の重体で意識が戻った時には首の骨折、骨盤の骨折など「社会復帰の可能性はゼロに近い状態」でした。突然すべてを奪われ、ありあまる時間だけが残されたのです。
その時、“自分は何のために生まれてきたんだろう”“どう生きていけばいいんだろう”来る日も来る日もそんなことばかり考えつづけていました。
そしてやっと分かったのです。自分が心から納得する答に出会ったのです。
みんなを喜ばすために、みんなを幸せにするために生まれてきたんだ!
(その時のことはここでは書き尽くせません・・・・でもぜひ知ってもらいたいです。HPをごらんください。www.chikyumura.org)
そしたら自分の生き方、ライフスタイルすべてを見直すようになりました。
風にそよぎも木の葉も、何一つ無駄にできないという思いになりました。
私は、自分のすべてをそのことにかけようと決意しました。
すると社会復帰不可能と診断されたこの体が急速に回復し始めました。
以来22年間、この活動(平和と環境のNPO活動)を続けています。
現在私のやっていることのほとんどすべてのベースは、この入院期間に考えたことです。このマイ箸もその一つです。
エピソードを二つ、ご紹介します。
退院してしばらくしてM電器本社に転勤しました。今から15年前です。本社では割り箸を使っていました。すぐに総務課長に会い、マイ箸を見せながら私の思いを話しました。総務課長は「あなたの実践を見て感動した」と割り箸をやめて丸箸(洗い箸)にする決断をしました。このことは本社からしだいに全社に広がっていきました。20万人の会社です。一人が一日一膳の割り箸を節約することは世界の森林に大きな効果になると思います。
食堂や立ち食いでマイ箸を使うと、周りの人がじろじろ見ます。こちらがニコッとすると話し掛けてきます。「どうして自分のお箸を使ってるんですか」と聞かれます。ここから楽しい対話(MM)です。「どうしてだと思いますか」「宗教ですか」「いいえ」「病気ですか」「いいえ」・・・相手に言葉に合わせてとても楽しい会話が弾みます。
そして最後は「ああ、そうだったんですか!知らなかった!へえ〜!ほお〜!」
そして時間があれば、講演会や本を紹介したり、パンフを渡します。
これはいつものことです。
とても楽しいから、ぜひあなたもやってみてくださいね!

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